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フランス車 整備 販売 CHESTERFIELD

プジョー ルノー シトロエン大好きな店主によるよくありがちな修理日記です

ルノー カングー ヘッドガスケット交換

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ルノーカングー1.4です。

お客さんから車を乗った後、クーラントのような変なにおいがしてクーラントが減るとのこと。
リザーバータンクは以前交換済み。

室内はにおわないので基本的にヒーターコアではなさそう。

加圧テストを行うとヘッドガスケットから漏れている。交換しかない。

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ヘッドを降ろした様子。

ピストンはクリーニングしているが13万キロ走行している割に比較的、スラッジは少ない。
調子のいいエンジンの証拠。

ストレートエッジにてゆがみを測定すると問題ない。

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ヘッドの方も問題ない。
よかった!!大体ヘッドガスケットの吹き抜けはゆがみが多いから心配でした。
ヘッドガスケットは消耗品ですよ。意外と痛みます。

多かったのはPSAのOHCエンジンのRF,これはなぜかオイルがにじんできた。
もちろん、タペットカバーガスケットもよく漏れたので交換したがそれだけでは直らない。
あるときガスケットからのにじみに気がついて邪道かもしれないけど増し締めした。
本来は交換すべきだけどお金の都合でそうなった。それだけでもだいぶ違う。ほぼ漏れない。

後はヘッド部分のオイルシール類を全部交換してドッキングなのだがヘッドボルトがまだ来ない。

PAP_0317.jpg
このヘッドボルトは再利用不可。国内在庫なしだし。2週間くらいかかるようです。

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付いていたボルトで1本だけオイルで焼けていた。何でだろ?

結局3週間位してやっときた。良かったー!

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やっとヘッドがドッキングです。
当然、ボルト穴はすべてクリーニングしてさらにタップでスラッジをさらっておきます。
そうしないと均一なトルク管理ができません。

このボルトを締めるにはいろいろな手順があり非常に面倒。
角度締めするので非常に疲れます。

いつも思うのだけどこんなとき角度締めのトルクレンチが欲しくなる。
でも非常に高価だし、そんなに年中ヘッドを空けているわけではないからもう少し我慢します。
安い輸入工具では心配だし、どうせならスナップオンのが欲しい。

後はさくさく部品を取り付けて完成。

ここでちょっと注意点。
1.4エンジンはウォーターラインがウォーターポンプに刺さっているのだけどその際きちんとさび取りしたりOリングを交換してあげないと漏れますよ。意外と盲点です。

PAP_0314.jpg
完成です。
最後にもう一度、加圧テストを行ってOKです。

この車両はほかにもエアコンガスの漏れがあったのでUVリークテスターで確認すると配管のつなぎ目やエキスパンションバルブからも漏れていました。
念のためエキパンも交換。
完治しました。

初代カングーもだいぶ年数がたって痛みも出てきました。
長く乗るならきちんと整備してあげてください。車は正直ですよ。

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