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フランス車 整備 販売 CHESTERFIELD

プジョー ルノー シトロエン大好きな店主によるよくありがちな修理日記です

ランチア デルタ 16Vエンジン不調

P1000091.jpg
ある日このデルタはブーストがあがらないという症状で入ってきました。
走らせると確かにノンターボのデルタ、イヤそれ以下だ!
そんじゃがんばって直しますか?とばかりにはじめたのですがおおよそ半年粘りました。

点火器は当然のことながら燃圧、その他いろいろチェックしました。
P1000087.jpg
これは燃料ポンプです。オリジナルが多少燃圧が低いかなと感じたので似たような日産純正のポンプを調達。燃圧もオリジナルよりも高めです。
でもだめ。
もしかしてマフラーがふんずまりでもしているかと思いはずしてチェック。
でもだめ。
もしかしたらと思い吸気温度センサー、水温センサー、マップセンサー(高速、低速)ともに高価な物でしたが交換。
アイドリング等は非常によくなったがブーストは上がらず。
もちろんこれらのものとブーストがもろに関係があるものでないことはわかっていたのですがすこしでも変化があればと思い交換しました。
タービンも中古でしたがチェック後交換しました。
P1000102.jpg

もしかしてバルタイが狂っているのかと思い二回ほどバラしました。あっています、、、、、
残るはコンピューター、、、、、
でも、チェックしていない場所がひとつだけありました。
まさかでした。その部分を除去するだけでデルタ完全に直りました。
その他いろいろやったので以前より快調です。アタリマエです。

これってデルタをよくいじっているショップさんでしたらすぐ直ったのかな?
その辺はよくわからないけどとてもよい勉強になりました。
当店はデルタに関してはまだまだ勉強中ですが今回の一件で配線からメカまでいい勉強になりました。
タイミングベルト、ウオーターポンプもエンジンを降ろさず交換出来るようになりました(一般的には常識か?)
ですので何かありましたらご相談ください。

それとこのデルタ、電動ファンが回るとエンジンアイドルが不安定になっていたのもいろいろやってみました。
P1000093.jpg
ためしに適当な電動ファンをつけて実験。
1:シェラウドなし。2:シェラウドあり
P1000092.jpg
今回のファンの実験ではなしのほうが冷えました。ただし満足のいく結果ではありません。
もちろんシェラウドの位置や電動ファンの高さなども含めて検証しなくてはなりませんが結論から言うとノーマルに戻しました。
P1000101.jpg

ただ、配線は太いものに交換してなるべくロスが少なくなるようにほとんど作り変えました。
その結果、以前に比べると非常に安定してるし水温も大丈夫。
結局この仕様で乗っていただくことになり、後でお客様に結果を確認すると問題なしとのこと。よかったです。
デルタってよい状態だと本当によい車ですね。大好きです。
でも、相当数の欠品が出ていますので維持は決して楽ではありませんが一台でも多く後世に残るといいですね。
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