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フランス車 整備 販売 CHESTERFIELD

プジョー ルノー シトロエン大好きな店主によるよくありがちな修理日記です

プジョー508SW 車検整備 CAN不具合

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プジョー508SWが車検整備で入庫
お客様からオイル減り、クーラントの減り、チェックランプの点灯等を告げられました

オイル減りはエンジンオイルの再検討とお約束のオイルフィルターブロック、タペットカバーからですね
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アンダーカバーもオイルでベトベト
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この奥から漏れているので
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ごっそり外し確認してみると、漏れています
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パッキンはもうただの硬化したプラスチックになっています
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出来るだけ綺麗にして
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組み立てます
今回は予防でタービンパイプも併せて交換しています
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お次はタペットカバーパッキン交換
滲んでいます
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綺麗にクリーニングしてから組み立てます
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お次はチェックランプ
コードを見ると燃料系、CAN通信系(これが後でひどいことに)
燃料系はで多いのは高圧燃料ポンプ(もう外れてる)
ちょっと前ではヒューズボックスも疑いましたが今はほとんどトラブルは減ったと助言を受けポンプを疑います
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新旧ポンプですが新も新品ではなく1万キロ走行未満のポンプを使用
ちょっと実験的な要素もあったし、新品が結構なお値段
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結果はこれでエンジンチェックは消えました(試走を繰り返しましたが問題なし)
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お次はサーモブロック
水漏れのほとんどはここからで、今回の部品はさほどではないですがプラスチックの崩壊が多いです
また、記録簿を確認しても一度も交換されていないので交換となります

ただ、このサーモって電磁バルブが付いていて、テスターで見ていると設定温度に達するといきなり全開になるタイプ
ましてやこのタイプの水温が基本高めに設定されているため心配になります
もう少し早めに開いてくれればいいのですが、燃焼効率を考えると温度は高めのほうが良いためそうなっているのでしょうか?

その後、加圧テストを行って漏れがないのを確認して完了

後はバッテリー交換をして車検に行きます

ところがバッテリーを交換したらAT系のエラー表示
テスターでエラーを消してしばらくは大丈夫でした
車検に向かうと途中でまたもやエラー

エラーになっても特段セーフィティモードになるわけではなく、セルモータがたまに動かなくなるくらいでした(結果としてニュートラルSWのニュートラルを検知できなかったから)
車検自体は問題がなかったし、テスターは持って行ったので途中リセットしておきました(この時はまだエラーが消えた)
戻ってきてからセルが動かないことが多発してこれではだめだとATのニュートラルSWからヒューズボックスに向かう配線のカプラーを点検しましたがオイルの付着もなくしいて言えば、クーラントのような液体が付いていいたくらいです(その前にサーモブロックの交換をしたのでクリーニングはしたが、完全には取りきれないのが配線カバーに付着)

すると今度はエンジンECU、ATECU、ブレーキECUなど基本動作を司るECUとアクセスできなくなりました
何件か同業者に相談してみたもののそのような状態になったことが無い、との事
暫く格闘したのですが変化なし

仕方なく仕事の依頼として県内の船橋プジョーDに連絡するも受け付けの女性から「後でご連絡しますの」との回答
結果としてその後一度も連絡はないのですがね
技術泥棒をするつもりは無く、あくまでも仕事として依頼だったんですがね

さらに仕方がないので、多分信用できるだろう有明Dに連絡してみる
ココでも最初に技術的なことは回答できないといわれる
教えてくれとは言っていない、修理できるか聞いているだけ ホント人の話を聞かないよね

何をして今に至ったかを、サービスフロント?の人間に伝えるとみてみないことにはわからない (でしょうね)
1週間くらい先なら入庫できるから持ってくるようにとの事

積載車で行くと「下ろして奥に置いといて」とあっさり言われる
不動車でシフトロック、リアブレーキロックがかかっている、せめてテスターにつなぐかと思って工具やテスターは持ってきていないし、今日は何もしないとの事(まさしく入庫だけで駐車スペースが空いただけ)
仕方ないのでやってはみるものの、工具が無いため手が届かずシフトロックが解除できない
マイナスドライバーを借りて解除
その後一人で車両を降ろしてなんとか動かす(さすがに最後は手伝ってくれたけど)
その後、事情聴取されるもまた最初から聞かれる(何回同じことを伝えれば話が通じるのだろうか?もしかして俺が変な言語で話しているのだろうか?)

さらに2週間近く経ってから車両の現状の連絡がきた「配線が怪しいです、何かされましたか?」との問い(またか)
結局、可能性がありそうな配線を交換してみて反応を見るとのこと(その程度か)
部品は国内にないので半月から1ヵ月かかるとの事(大丈夫、もう驚かない)

予定通りには部品は来なかったんだろうね、1ヵ月半くらいたってから出来上がりましたとの連絡あり
結果、最初に触った配線を交換しただけでOK(あとヒューズ1個)
配線のカバーを全部外すと中から被服のはがれた配線の束が見えました
これがショートしてCAN通信が出来なくなっていたようです

今回、自分自身の能力の低さに愕然としたとともに、PSAの部品のクオリティの低さにも驚愕しました
まだ、5、6年しかたっていないような配線が普通に破損してDもさもあたりまえのように言う
そこ行くとルノーの配線は周りのコルゲートチューブはすぐにパリパリになって崩壊するけど、配線自体のトラブルは古くなってもほとんど無い(同じフレンチなのに何が違う?)

とてもいい勉強になりましたし、お待たせしたお客様には本当に申し訳ありませんでした
今後はエラー関係はまず配線を疑うことにします
PSAの部品なんて全く信用できませんからね
車両販売が伸び悩んでいるのも工場が満杯になっているのもとても納得いきました
PSAの車両をご検討の方は、外見だけでなくこういったこともご検討くださいね、後悔しないために
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