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フランス車 整備 販売 CHESTERFIELD

プジョー ルノー シトロエン大好きな店主によるよくありがちな修理日記です

シトロエン エグザンティア テンショナー&ブロアー修理

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ある日の夕方、お客さんからオルタベルトが切れたと連絡が入りました。
エグザンティアの部品なら中古であるので現地で修理しようと部品をはずし現地に向かいました。

現地に着き車を確認するとベルトはぐちゃぐちゃに切れておりただならぬ状況。
よーく観察してみるとテンショナーがガタガタになっている。
これはテンショナーベアリングがだめだ、、、、

仕方ないんで工場にテンショナーを取りに行く。
テンショナーを取り付けベルトをかけていくと何か違和感が、、、、、
アイドラーがベアリングレースだけになっている!!!

仕方ないんでまたもや工場に積載車を取りに行く。時間がすでに8時を回っていて場所も場所だしもう危険です。

もちろんエンジンはかかります。
でも自走は絶対できません。というか自走はとても危険です。

皆さんもうお気づきだとは思いますがエグザンティアを含めたハイドロシトロエンの場合、ベルトが一本の車両が多く、そのベルトが切れた場合ハイポンプが作動せずに結果ブレーキがまったく利きません。
もちろんパワステも車高調整も効きません。
BXのころは別になっていたのでポンプベルトをトランクに忍ばせていたものです。

PAP_0350.jpg
部品たちはこんなになっていました。
せめてもの救いはお客さんが最後停止した時にブレーキ圧が残っていてきちんととまってくれたことですね。
積載車に載せるときも非常に怖いです。
サイドブレーキだけが頼りですから。
でも人間とっさの時にはわかっていてもブレーキを踏んでしまいます。私もやっぱりやりました。

かつて名古屋からBXスポールを買ってきたときに自走で帰ってきたのですが首都高が混んでいたので環8に降りたときにしばらくしてストップランプが点灯しました。
路肩に止めてボンネットをあけて調べるとハイポンプのホースからダーダー漏れ。

LHMは2本くらい有るけど絶対足りない。
仕方ないんで今度は関越道に乗り、埼玉の深谷に向かいました。
完全に車高は下がりパワステは効かず、ブレーキはサイドのみ。
雨は降ってくるし、車間距離をいっぱいにとり60キロ巡航で向かいました。
何とか無事着きましたが体中から変な汗が出てました。
たまたま運良く道もすいていたので無事でしたが絶対にまねしなしでください。
本当に危ないですから。
車は結局そこから陸送してもらいました。

さて、このエグザンティアは時々ブロアファンが動かなくなったり、時計が切れたりしていたんですがあるとき完全に動かなくなってしまいました。
PAP_0283.jpg
仕方がないので考えられる場所の点検を行うとブロアーファンまでは電気はきていない。
ということは断線かヒューズかな。
ヒューズは問題ないし電気はきている。
このときエアコンのスイッチにも電気はきていない。

といことはコントロールパネルの可能性もある。
でもエグザンティアはコントロールパネルをはずした状態でもブロアーファンは回る。
これはもしかして、、、、、
配線図とにらめっこしてすべてのトラブルと一致する場所はどこかと調べると、

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答えはヒューズBOXでした。
部品取り車からはずして交換するとあっさり治りました。

PAP_0331.jpg
現車からはずしたヒューズBOXです。

PAP_0330.jpg
バラシて半だの状態を確認すると画像右の半田が割れていました。
念のためこの部分を半田しなおして部品取りに取り付けると問題なく動きました。

今回はちょっと回りくどい修理となってしまいましたが電気トラブルはヒューズBOXを疑うのも手だといい勉強になりました。
かつてランチアでもヒューズBOXのトラブルはありましたが新しい?車でもなるので注意が必要です。

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