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フランス車 整備 販売 CHESTERFIELD

プジョー ルノー シトロエン大好きな店主によるよくありがちな修理日記です

アルファロメオGTV エンジン不調

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アルファロメオGTV2.0の過去ログです。
あるに、懇意にしている解体屋さんから(アルファロメオでエンジンが調子悪くて見てもらえないか?)とのこと。
オーナーさんはあまりこの車に乗らないらしく久しぶりに時間があったので乗ってみたらだんだん吹けなくなりしまいにはバラバラいうようになってしまったようです。
本来なら自分の積載車で取りに伺うのですがたまたま同業者にレンタル中。
保険のレッカーサービスでドナドナされてきました。
来るまでいろいろな想定をしておきいざ現車にご対面!!
本当に調子が悪い!!!!
さすがにパッパッとは直せそうもない。
ましては確か年度末、無理ー。
年明け確認すると燃料は来てる、コンプレッションテスターを使い6気筒とも確認すると特に問題はない。
コンプレッションテスターはよく使います。これだけでも結構エンジンの状態がわかることがあります。
こうなるとあちらこちらでよく言われている格言に(よい燃料、よい圧縮、そしてよい点火があればエンジンはかかる?)みたいなことを聞きます。

そういうわけで点火器系をチェック。
エンジン側に基本的に問題がない場合私はエンジン側からイグニッションへたどってゆきます。(これは趣味の問題)

プラグ→すすけていたが使えそうなのでバーナーで焼き再利用。(ブラストのほうが楽ですがやらない方が無難)
プラグコード→導通確認OK、抵抗値も計りましたがウルトラのシリコンコードだったのであまりばらつきなし。
デストリビューター→OUT!!!!!
PAP_0007.jpg
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完全にアウトです。
特にデスビキャップのセンターに本来なら鉛筆の芯みたいなカーボンピンがあるはずですがどこかにいなくなってます。
後は湿気で錆びまくり。
これじゃー(よい点火!)なんて無理です。
ていうか、よくさっきまで走れたよね?車って人間の常識を超えることがあります。アンビリーバボー!!!!

こんな部品、在庫あるわけないじゃん。と思ったが例のボッシュか?
当店では部品に困ると工場裏の新鮮な?部品畑に行ってもいできます。

みーっけ!!プジョー505V6のデスビが共通です。
状態がいいもの(ほぼ新品)がありましたので即交換。

エンジン、キュルキュル、、、ブオン!ブオン!!
一発でした。

このエンジン自体のタペット音かメタル音はしてるけど基本悪くない。
これからじっくりと直してゆきたいですね。

追記となりますがこのGTVという車、乗ると非常に面白いです。
私はこのシャシーが何と共通とかよくわかりませんが間違いなく同じアルファの156V6よりは個人的に楽しいです。形もこれでもか?というくらいかっこいい!!

もっとも主観ですので怒らないでいただきたいのですが156V6ってフロントサスのディメンションで無理に曲げるような感じ(かっこいい横文字使っちゃった)がありますがGTVはもっと素直なんです。逆にいうと曲がりすぎる。
156って一瞬ですがヨイショって曲がりません?さすがにV6は重いか?

P1010796.jpg
これはかつて私が乗っていた初期型155 8V
これなんて本当に素直にスッて曲がりますよ。軽いんだから当たり前か。
でもGTV2.0は曲がるの!矛盾してるけど。ホイールベースなのかな?
きちんと踏みながら走るとおっきいホンダのCR-Xに乗っている感じ。
もちろんCR-Xはもっとトリッキーですよ。
ジムカーナ車両みたいな動きをします。
でもCR-Xほどではないからシビックか?それもEF系みたいな。
あくまで公道上で試運転の感想です。

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ランチア デルタ 16Vエンジン不調

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ある日このデルタはブーストがあがらないという症状で入ってきました。
走らせると確かにノンターボのデルタ、イヤそれ以下だ!
そんじゃがんばって直しますか?とばかりにはじめたのですがおおよそ半年粘りました。

点火器は当然のことながら燃圧、その他いろいろチェックしました。
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これは燃料ポンプです。オリジナルが多少燃圧が低いかなと感じたので似たような日産純正のポンプを調達。燃圧もオリジナルよりも高めです。
でもだめ。
もしかしてマフラーがふんずまりでもしているかと思いはずしてチェック。
でもだめ。
もしかしたらと思い吸気温度センサー、水温センサー、マップセンサー(高速、低速)ともに高価な物でしたが交換。
アイドリング等は非常によくなったがブーストは上がらず。
もちろんこれらのものとブーストがもろに関係があるものでないことはわかっていたのですがすこしでも変化があればと思い交換しました。
タービンも中古でしたがチェック後交換しました。
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もしかしてバルタイが狂っているのかと思い二回ほどバラしました。あっています、、、、、
残るはコンピューター、、、、、
でも、チェックしていない場所がひとつだけありました。
まさかでした。その部分を除去するだけでデルタ完全に直りました。
その他いろいろやったので以前より快調です。アタリマエです。

これってデルタをよくいじっているショップさんでしたらすぐ直ったのかな?
その辺はよくわからないけどとてもよい勉強になりました。
当店はデルタに関してはまだまだ勉強中ですが今回の一件で配線からメカまでいい勉強になりました。
タイミングベルト、ウオーターポンプもエンジンを降ろさず交換出来るようになりました(一般的には常識か?)
ですので何かありましたらご相談ください。

それとこのデルタ、電動ファンが回るとエンジンアイドルが不安定になっていたのもいろいろやってみました。
P1000093.jpg
ためしに適当な電動ファンをつけて実験。
1:シェラウドなし。2:シェラウドあり
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今回のファンの実験ではなしのほうが冷えました。ただし満足のいく結果ではありません。
もちろんシェラウドの位置や電動ファンの高さなども含めて検証しなくてはなりませんが結論から言うとノーマルに戻しました。
P1000101.jpg

ただ、配線は太いものに交換してなるべくロスが少なくなるようにほとんど作り変えました。
その結果、以前に比べると非常に安定してるし水温も大丈夫。
結局この仕様で乗っていただくことになり、後でお客様に結果を確認すると問題なしとのこと。よかったです。
デルタってよい状態だと本当によい車ですね。大好きです。
でも、相当数の欠品が出ていますので維持は決して楽ではありませんが一台でも多く後世に残るといいですね。

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