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フランス車 整備 販売 CHESTERFIELD

プジョー ルノー シトロエン大好きな店主によるよくありがちな修理日記です

たまにはこんな車も、、、

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たまにはこんな車両も入庫します。
ホンダ NSXです。
うちに似合わないですが唯一うちらしいのは距離ですね。
なんと16万キロ!!
ホンダの車も丈夫です。

うちが頼まれたのは車検と燃費の悪さの改善。
車検はサクサク終わらせ改善をします。

通常、燃費の改善を考える場合には燃焼とコンピューターへの入力が入るセンサー類ですね。

燃焼のほうをチェックするとプラグの状態、コンプレッションは比較的良好。
もちろん過走行車ですのでそれなりの低下は見られます。
燃圧は問題ない範囲。
ただし、距離が距離なのでそのうちやったほうがいいかも?
燃料フィルターは交換済み。
後はインジェクターが怪しいけどそこまでの予算はないので今回はワコーズのF-1で様子見です。

インジェクターは消耗品です。
シール劣化は当たり前として中にはフィルターが入っていますし、ノズルのつまり等できちんと霧化しないと燃焼効率が下がり結果、燃費悪化や排気ガスがガソリン臭いとなる場合もあります。

ではセンサー類の確認。
燃料の補正はO2センサーや水温センサーで管理してることが多いですね。
現時点ではチェックランプは点いていないですが過去に点いたことがあるようです。

念のため仲間がホンダに勤めているので聞いてみるとテスターはNSXは専用のためメーカーから借りるしかないとのこと。
私のところはスナップオンの欧州車専用なので使えないため、借りといて!と伝えときました。
後日、テスターにかけるとO2センサーに異常あり!と出ました。
水温センサーは問題なさそうだったけど距離を考え交換。

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今回交換した部品たち。
O2二個に水温センサー三個。
水温センサーのうち一個は警告灯だと思ったけど念のため。
もちろんあらかじめお客さんには確認済み。

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O2センサーは結構狭いところについているので専用工具を駆使して交換。
まだ見えるだけましか?
かつてジャガーのO2を交換したときはほぼブラインド。
手探りで交換したのを思い出しました。

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そんなこんなで修理は完了。
排気ガスの匂いもだいぶ改善。
排気ガステスターにかけても変化が見られました。
以前の記事にも書いたけど排気ガスはエンジンの不調にダイレクトに現れるのでチェックは必要です。
人間の体も一緒でしょ!?怒られそうなので細かくは書かないけどね、、、、

そんなこんなで今回は終了。
ホントはエンジン本体にも手を入れなくてはならない状態ではあるけれどそこは予算との戦い。
時期が来たらやりましょう。

試乗でも快調です。後は燃費が改善してくれれば問題なしです。
オーナーさんはすでに結構な金額を費やしていますのでこのまま調子よく走ってくれればよいですね。

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トヨタ MR-2 ハブ&キャリパーオーバーホール

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トヨタ MR-2が入庫です。

今回は車検ついでにハブベアリング、ロアボールジョイント、キャリパーをオーバーホールします。
もっとも、キャリパーは点検時に引きずりを発見しての作業でした。

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外れたハブASSY。特に悩むところはありません。

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はずしたシャーシ側。さっぱりしてます。

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バラバラになったハブ。

ところが
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ハブのねじ山がグチャグチャになっているのを発見。再利用不可。

この車、オーナーも買ったときに知っていたんだけど右前の事故あり。
左右のブレーキローターの状態が違いところからみてもわかるけど適当な中古品を使用して直している。

誰か適当に組んだようだ。
もしかするとハブベアリングを交換しようとしてはずしたはいいけど抜けずに断念。
ナットも適当に再利用してギタギタにしてしまったよう。
はずしたときになんか鉄粉が多量に出てきたので変に思ったんだよね。

仕方ないのでまともな中古ハブを購入して部品取りにする。

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後はサクサクプレスを使って交換。

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組みあがったハブ。当然ナット、オイルシール、キャップは交換。

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ロアボールジョイントも交換。

結構、こういった部品はおざなりにされていることが多いけど走る車にするには非常に重要。
よくガタを見るのにジャッキアップしてから揺するけどテンションがかかっていてわかりづらい。
それでガタがあるようなら非常に危険。

こういったボールジョイントには必要な抵抗があって、本来ばね秤で動き出しを何グラムで動くか計ります。
なので、くたくたに動くようなら即交換。
タイロッドエンドのボールジョイントも同じ。
タイロッドは今回は問題ないレベルだったので交換はしていない。

それではキャリパーのオーバーホールに移ります。
もしかしてキャリパーも適当な中古を使っているようで右だけ引きずる。

見た目にはダストシールが綺麗でまるでOH後のよう。

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ここでチョンボ発見。

キャリパーサポートのダストカバーがきちんと入っていない。
誰がこんないい加減な作業したんだろ。
業者じゃないことを祈る。個人でももちろんだめだけど。

案の上、中にさびが出ている。仕方ないので軽くホーニングしてさびを落としキチンと組み付ける。

キャリパーも難易度高いよ。
エアくらいじゃピストンが出てくれない。

しばらくラスペネに漬け込んで動いてくれるのを待つ。
2時間くらい漬け込んでも動く気配なし。

仕方ないので周りから少しずつホジホジして取り出す。

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やっと出てきました。

案の定、さびだらけ。
左はクリーニング後。

本来ならピストンは交換だけど綺麗にクリーニングして再使用する。
当然、キャリパー側もしつこいくらいクリーニングする。
ここで手を抜くと後でトラブルの原因になります。

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やっと終わったOH。
よかったよかった。

後は通常の車検整備を行って終了。
タイロッドブーツに亀裂発見で交換。

無事、車検はOKです。

後日、お客さんに乗っていただくとあまりの変化にびっくりした様子。
ショックもキチンと動くし、ブレーキもスポーツパッドに交換したくらいに効く。

当然だよね。
あまりに状態が悪かったんだから。

次はブッシュ類だね。

以前、BNR32のGT-Rのリフレッシュしたときに車両すべてのブッシュ、ボールジョイントを交換したときにもすごく驚いた。
32Rのリアメンバーにはシリコングリス入りの大きなブッシュがついている。
古くなってくると中からグリスが出てきてクタクタになる。
交換は当然大変なのでほとんどにの車はリジットカラーなるものを取り付ける。
リジットって剛性感は出るのかも知れないけど車には逃げが必要です。
逃げが必要なかったら最初からリジット固定してるはずだもん。

そのときはほとんどのパーツをニスモに変更したから本当に激変。
GT-Rってボディがゆるいみたいに言われるけどぜんぜんそんなことない。
カチッとしたよい車です。ここまでやれば新車以上かも?(乗ったことないけど)

私個人的には強化ブッシュは好きだけどピロは嫌い。
テンションロッドもピロばっかり売っているけど使わない。
シャープになるみたいだけどどこでそんな乗り方するのかな?
少なくてもストリートで使う車には必要性を感じない。むしろ危なくないかな?

じゃあなんで巷にピロ部品がたくさん売っているのか?
それは見た目やレーシングカーのイメージがよいのでお客さんがお金をたくさん払ってくれるからなんだろうな?
ぱっと見、ニスモの強化ブッシュなんて地味だもん。
コンプリートで買えばアーム類が銀色だからちょっとは見栄えするけどうちなんてもったいないからブッシュは打ち換えしちゃうからパッと見、わかんないから。

ピロの全部は否定しないけどどうせお金を払うなら実用的なものにお金は使って欲しいな、と思う今日この頃です。

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カプチーノ ミッションOH&タイミングベルト交換

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カプチーノのミッションです。とても小さく軽いので一人でも楽勝。
これからOHするのですがその前に極力きれいに洗浄です。

サクサクばらしていくとリバースギアのところで違和感を感じてよく見ると
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セカンドケースに亀裂があります。なんで?
それにカウンターギアに磨耗もあり再利用不可。

仕方ないので部品商に注文すると、セカンドケースがメーカー在庫なしで3カ月くらいかかるとのこと。
はぁ、、、、
待っているのも時間の無駄なので知り合いに中古のミッションを聞いてみると持っていました!
早速譲ってもらい作業再開。
状態はわからないのであくまでも部品取りとしてですが。

早速ばらして部品を確認してみると
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こんなに状態が異なりますし、ロックプレートの上にシムがあるはずなのに元のミッションにはありませんでした。
このミッションって一度お客さんがDから購入してからクレームでばらしたはずなのでもしかするとその際入れ忘れた可能性が高いです。
うっかり何でしょうが、結果、リバースはギアは壊れてしまいました。

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後はサクサクばらしてシンクロ、ベアリング、オイルシールを交換していきます。

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これで大体完成ですがチェンジロッドをばらしていくとまたしてもトラブル発生!!

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ロッド 曲がっております。いつもより多めに曲がっています。
なんでこんなことが起こるのか?

ほぼというか間違いないというか、誰かミッション 落としただろー!
こんなロッド 人力じゃ曲げようとしても曲がんないよ。

ほんと、部品取りのミッションがあってよかった、、、、、なかったら終わんないよ、ホント、、、、

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というわけでいろいろあったけど無事 完成。後は動かしてからですね。

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次はタイミングベルト&WP交換ですね。
もちろんせっかくこんなにばらしたんだから交換できるオイルシール&パッキンは全部交換。
もともとこのエンジンはやけにオイル漏れが多かったんです。

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カプチーノはヘッド側が二重構造で分離できます。
ここからも漏れている車両をよく見ます。
面倒ですがタイミングベルト交換の時にはここまでばらしてシール交換をすると上からの漏れは止まりますよ。
もちろん、カムシール、デスビのシール交換も忘れずに!

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今回は下側のオイル漏れも全部直したかったのでオイルパン、フロント&リアケースもばらしてシール交換をしました。

画像にはありませんがターボ、オイルフィルター部分のオイルシール&パッキン、ホースも交換です。

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オイルパンをドッキング。

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邪魔なものがないうちにエンジンマウントも交換。意外と面倒です。狭いからかな?

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後は普通にタイミングベルトを取り付けてOKです。

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クラッチも交換してます。

最後の完成の画像はないですが非常に調子よい車になりました。
やっぱりカプチーノは大好きですね。







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スズキ カプチーノ MTオーバーホール、その他

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久しぶりの国産車です。
もちろん普段も国産車は扱っていますが大掛かりなのは久しぶり。

今回の目的は今後10年近くは安心して乗れるメンテナンスを行います。
1:MTのオーバーホール
2:デフのオイルシール交換、測定
3:タイミングベルト交換、オイルシール交換、ホース類交換。

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こんな感じでMT,デフともにさくさく降ろします。
軽自動車の部品は軽くて楽チン。

画像はあんまりきれいじゃないのでわかりずらいですがほぼ錆び、凹みのない下回りです。
現在の距離は約8万キロです。

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降ろしたデフです。サイドフランジから結構オイル漏れがあります。
カプチーノで結構だめになっているのはデフケースのブッシュです。

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せっかくなんで新品交換。

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こんな風にプレスで交換します。
このブッシュがだめになるとデフが動くのでリアの動きは確実に悪くなります。
今まで見てきたカプチは大概切れているのでオーナーの方は一度見たほうがいいですよ。

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デフサイドオイルシールも新品に交換してリアカバーも取り付けOKです。
ケースには液体ガスケットを使用しています。

もちろん、この前の工程では念のためバックラッシュの調整は行っております。
この車両は純正LSD装着なので壊したらモッタイナイですから。

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そうそう、カプチーノってスピードメーターが動かなくなることあるけどそれはデフについているスピードセンサーが壊れていることが多いです。
今回は思い切って新品交換。
結構高いんですが中古のセンサーを使ってまたトラブルになるのは困りますので、、、、

そんなわけでデフは終了。
次回はMTオーバーホールですが実は現時点でトラブル発生です。まぁしゃーないか、、、、

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スバル フォレスター センターデフ修理

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スバル フォレスターの下側です。
この車両、あるときを境になんとFFの変化!
2リットルのターボですからATといえども非常に乗りづらい車になってしまいます。

原因は定かではありませんが、とりあえずばらして確認。
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どうやらギアの破損のようです。
この状態だとまだ形がありますが、外してみると、、、、

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バックリ!!!二つに割れてしまいました。
左が新品です。

ディーラーで話を伺うと(今までなかったケースですね?)とのこと。
でもなってしまったのは事実、原因を探らなくてはまた同じことが起こる。

では何でこのギアに過大な力がかかったかというと、推測でしかないですが、このセンターデフは機械式ではなくビスカス式のデフです。
これがフロントの入力に対してビスカスデフがある意味、柔軟にリアに対してトルクを伝える。
もしも一部がロックするようになれば直結状態にになればギアに対して過大な力が加わる。
その結果、ギアの破損。こんな感じかな。(もっと適切な説明を知っている人がいたら教えてくださいね)

そうなれば油圧回路に問題ありと推測。
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発見!!
センターデフの油圧バルブボディーです。
どうやらコイツの仕業のようです。
当然、新品に交換。ギアとあわせて多大な出費。トホホ、、、、

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せっかくなのでカバー側もきれいにして、オイルシールを交換します。

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画像がきたないけど完成!

その後の結果は非常に良好。
直したんだから当たり前。4WDってこんなに安定してるのね?
でも、ディーラーの人と一緒になって考えたからできた修理。
まだまだ半人前。

ところでスバルの車って面倒というか個性的なつくりというか大変というか、何でこんなっていうのがいろいろあります。ですのでスバルのディーラーメカの人たちを尊敬します。

この車、タイベルとかもやったんだけど画像なし。
水平対抗のエンジンのタイベル交換は一番高いです。(V型もか?)
ベルトは当然ながいし、テンショナーいっぱいあるしオイルシールもいっぱいあるし結果高価になってしますのです。
今はこういうご時世なので金額提示して(それだったら乗り換えるは)という人もいらっしゃいます。

確かに距離を走れば消耗品も増え、トラブルも多少なりとも出るでしょう?
でも買い換えるよりも安く、ずっとエコじゃないですか?
市場にはびこる名目だけのエセエコカーに乗り換えるよりこの方がエコですよ。

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